NHKドラマの映画化。
ドラマ終了時から反響が大きかったですから、映画化もわかるけど、
2時間足らずで作品としてどうなの?っていう不安はあったな。正直。
それでも、ドラマの大大ファン!ナオちゃん大好き!ほんで玉ちゃんファンでもあるのあたくし、おほほ〜
そりゃあ見るしかないべ。
映画を見終わった感想。「シリーズ化できんじゃん!」
さしずめ鷲津は市川雷蔵の眠狂四郎か?007のボンドか?
でもロマンスはちっともないな、それに基本的に日本の危機を救うわけだし、
「そんなに何度も日本危機じゃあ困るよ」っていうゆきネコさんの意見ももっともじゃあな。
でも、今回の鷲津は壮大なテーマにも挑むのだよ、うしし。
「資本主義の焼け野原を見にいきますよ」だ!
なんとほんとの敵は資本主義だったのだ!といっても共産主義者ではないけど。
結局リアリストな人道主義なんだろうな鷲津は。
最後は玉ちゃん演じたリュウの生まれた場所を訪れるの。
白いシャツに黒いパンツで、どこか喪服にも見える。
松田優作が「探偵物語」の最終回で、黒いネクタイをして出てきた時みたいね。
死者への鎮魂というかね。
映画の鷲津はテレビ時代から随分スケールアップした気がする。
人間の情もひといちばん強くなってるみたい。
とにかくかっこよすぎだわナオちゃん!
面とむかっていちどインタビューしてみたい。
高円人はいつでもいいので(当たり前か)
「高円寺ごはん」までご連絡をお願いいたします〜。
玉ちゃんにも触れておこうか。玉山鉄二さん。(これって本名なんだろうか?芸名ぽくないけど。)
ナオちゃん同様、どこか悲しげな印象のある人である。
天地人の前半のクライマックス、跡目争いの負けを認め、謙信の心を受け止めたときの表情といったら・・・、なんという悲しさ、そして美しさよ〜
この映画でも悲しい人生なんだよなあ。
玉ちゃんを笑かしてくれるドラマ見たいぞ!!ラブコメやってくれ玉ちゃん。
あたしを楽にさせてくれー